厳しさを演じる

最近、他所の子どもに対しては、ちょっと注意するだけでも気をつかう時代になったよね…

先日、ママ友さんとふとそんなお話に。

その子自身のことは可愛いし…

もし関係が気まずくなったら…

でも言うべきことは伝えないと…

いろんな事情がありますよね。

私も、中学校、高校の教員として働き始めた20代の頃には、ずいぶんと悩みました。

にこにこ笑顔で「コイ(オイデ)」

今だから言えますが…笑

ある高校でお転婆な女子クラスの授業を担当したときには、正直少しあきらめかけていました。

私、臨時の教員だし。1年経ったらもうこの子たちとは関係なくなるし…と。

そんな当時の私に、教科主任の先生がかけてくださったお言葉。

「あの子たちも頑張っているから、先生(私)もどうかあきらめないでかかわってあげてね」

自分の気持ちを口に出したことは一度もありませんでしたが、先輩にはしっかりと見抜かれていたんですね。

臨時だろうと見習いだろうと、プロ意識をもって仕事をしなければならない責任は、この時に初めて教わりました。

半年前の「オイデ」。顔引きつってますよ〜(^^;;

先輩からそのお言葉をいただいた瞬間、私はある決意をしました。

「厳しさは、演じ切ろう」

子供の頃から、人とぶつかるのが苦手だった私。

例えば、目の前の子が反抗してきたとしても、「まぁ、そんなお年頃だよね〜」と思うくらいで、腹が立つという感情もない。

でも、自分の責任として、「人としてそれは違うよ」ということに対しては、反抗されようが嫌われようが、きちんと向き合おうと決めました。

その代わり、いくらスルーされようと誉めるときには誉める。顔を合わせたら、何かしら声をかける。

それは、現在ワンちゃんにかかわるときにも同じです。

犬が苦手な彼。強くなったね!

冬に卒業を控えた今でこそ、笑顔いっぱいの写真のワンちゃん。

この子を一日も早くお家に返すために、厳しさはとことん演じてきました。

“犬が好きだからこそトレーナーにはならなかった” という方もいますが、その選択は決して間違っていないと思います。

好きなだけではできない。

仕事にするには、嫌われ役を引き受ける覚悟も必要です。

教員もトレーナーも、どんな仕事でも同じではないでしょうか(^^)

社会に出てから20年以上が経ち、私自身も強くなったように思います。笑

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