我慢する心を育てる

犬寺子屋で、体は一番小さいのに吠える声は一番大きい彼。

一度スイッチが入り吠え始めると止まらず、こちらが無視をすればするほど唸りも入りヒートアップする彼。

あわせて、気にいらないことに対して鼻に皺を寄せ口が出るようになったのは、入学して2ヶ月を過ぎた頃でした。

飼い主さんの感じていらした様々な困り感が私の中で腑に落ちたのはごく最近。

これまでは普通に日常のお世話をしながら得意なことを伸ばすことに重点を置いてきました。

素の部分を見せてくれるのを、ひたすら待ちながら。

人が大好きで攻撃性も無いのに、飼い主さんを困らせていた彼。

わがまま、忍耐の無さが原因でした。

我慢することを経験させるのは、可哀想なことではありません。

人の子どもも同じですが、ワンちゃんにとっても身につけてほしい大切なことの一つです。

*しばらくはすみっこ君でしたね*

夜、ふとケージを覗くと、毛布にくるまって寝ている彼。

可愛くて思わず自分の布団に連れて行きたくなりますが、ここはぐっと我慢(^^;;

積み上げてきたトレーニングを水の泡にしないために。

入学当時より、表情も柔らかくなり、不安そうな様子がなくなってきた彼。

来月には、飼い主さんとの初めての面会予定です(^^)

*最近ではお外も大好きです*