先手必勝!

「しつけ」と「訓練」の違い。

犬寺子屋では、「しつけ」は「問題が起こる前に」するもの、「訓練」は「問題を改善するために」するもの、という意味で使用しています。

医学でいうところの「予防」と「治療」に、ニュアンスが近いでしょうか。

どちらを大切に考えるかは、皆さんそれぞれ価値観が違うと思います。

飼い主さんが一番大好き♡

こちらは、生後3ヶ月を過ぎたばかりの子犬ちゃん。

走り回っているときは、かなりのお転婆さん♪子犬だもの、それが普通です♪笑

しかし、飼い主さんの指示で、目をしっかり合わせてオスワリ!!うちの5歳児が指示を出しても、カッコよくオスワリできました。

甘噛みも、飼い主さんの「イケナイ」で辞めることができていましたね。

甘噛みについては子犬の時期は仕方がないのですが、人に歯を当てるのではなくオモチャなど噛んでもよいものを噛ませる習慣をつけるほうが、後々のために良いかと思います。

生後3ヶ月で完璧なしつけを目指す必要はありませんが、その子に合わせて無理のない範囲で何でもチャレンジしてみることは良いことだと思います(^^)

オスワリ!

本格的なトレーニングを始める適齢期は5〜6ヶ月くらいからと言われますが、もっと早くに悪い芽が出てくる子もいます。

子犬でも、飼い主さんが「何かおかしいな」「手に負えないな…」と感じたら、おそらくその時点で犬のほうが優位に立っています。

ワンちゃんが、遺伝的な問題をもっていることも考えられます。

迷われたときは、信頼できるプロに客観的に見てもらうことをお勧めします。

おひざでゴロン♪可愛い(^^)

「予防」と「治療」。どちらをとるか。

私なら断然「予防」をお勧めします!

ワンちゃんへの負担を第一に考えると、「訓練」より「しつけ」のほうが良いに決まっていますよね。飼い主さんにとっても、お金や時間、労力、心理的な負担が少なくてすみます。

将来的に「訓練」を必要としないワンちゃんに育てることはできますが、全く「しつけ」の必要がないワンちゃんはいません!!

犬寺子屋では、トレーナーが実際にお手本を見せながら、飼い主さんご自身ができるようになるまでご指導させていただくことを大切にしています。

柔軟な子犬の時期から、先手必勝で月齢に応じたしつけをしていきましょう!