「マテ」を教える意味

流行りモノに疎く、今頃タピオカに目覚め、すっかりタピオカミルクティーの魅力に取り憑かれた犬寺子屋です。笑

タピタピ♪タピオカ♪

犬寺子屋では、かたちだけの芸や「できた気になっただけ」というしつけではなく、いざというときに愛犬の命を守るためのしつけや訓練を大切に考えています。

そのためには「マテ」と「コイ」は必ず身につけておいてほしいと思っています。

「マテ」を犬に指示する場面というと、どのようなものを想像されますか?

待て!!
待て!!

…このようなイメージでしょうか。

多くの飼い主さんが、「マテ」とは、何かを「待たせる」ことを教えるための指示だと認識されていると思います。

確かに、犬寺子屋でも、マナー良く「待つんだよ」と教える時には「マテ」という言葉を使います。

しかし!「マテ」という指示は、犬に「待つ」ことを教えるためだけに使うものではありません。

「マテ」で本来教えるべき事は「いかなる状況でも動きを止める」ということなのです。

この視点をもって「マテ」を教えると、マナー良く何かを「待たせる」ことが自然に身に付くだけでなく、ブラッシング、爪切り、シャンプー、病院での保定など、お世話をするうえで必要な事がスムーズにできるようになります。 

「マテ」って、色んな場面で役に立つ指示なのですよ(^^)

「マテ」と声をかけながら足拭き☆

「マテ」と指示したとき、最初はほとんどのワンちゃんが、じっとしていられなかったり、何度もしつこく強い口調で指示をしなければ動いてしまったりすると思います。

自然体で、どこで誰が指示を出しても聞けるようにすることが大切ですが、正直、かなりの根気が必要です。

なぜ、そこまでして「マテ」を教えることが大切なのか?

「マテ」と指示されたら「動きを止める」ということを身に付けることが、なぜ命を守ることに繋がるのか?

その理由は、次回のブログの内容と絡めてお伝えしたいと思います。