優しい陽射しが暖かかった、1月のとある日。
仲間からの熱い声援を胸に
トライアルという名の仮卒業✨
保護主さんである今の飼い主さんから
ずっとの飼い主さんのもとへと
家庭犬としての一歩を踏み出した彼🐶
1年近く(1年以上?)前からずっと彼のことを気にかけてくださっていました、ずっとの飼い主さま。
昨年の秋、”お見合い”という名の初面会が叶いました🍁
やっと
キミとの幸せな未来が見える方に出会えたね☺️
彼と出会ったのは、2年数ヶ月前。
20数年前に愛犬を亡くした、あの場所でした。
まだ、推定2ヶ月ほどの小さな子犬だった彼。
香川県の保健所に収容される子犬の多くは野犬の血を引く子。
彼も例外ではなく
「家庭犬としての譲渡には向かない」
そのように判断されるには、低月齢の子犬でも、やはりそれなりの理由がありました。
保護主さんからの「それでも何とか助けたい」との願いから出会えた彼。
「絶対に何とかする!」
会わせていただく前から、そう心に決めてお迎えに行きました。
生まれた時から”人と暮らす”という文化が無い野犬の子。
人からすれば、”保護=命を救った”であっても、
彼らにとっては、人と同じ空間にいること自体がストレス。
たとえ誉め言葉であっても、声をかけられること自体に拒絶反応を示す徹底っぷり。
人間の手で繁殖されたワンちゃんとはまた違った難しさがあります。
咬むかもしれない…とも聞いていましたが、
絶対に咬まない犬などそもそもいない。
「咬む経験をさせずに、必要なことを教える」
これは、野犬に限らずどのワンちゃんにも共通して配慮しなければならないこと。
人のミスで咬む経験をさせてしまうと、ご卒業はどんどん遠のいていきます。
#一回の咬みを甘く見るなかれ
#痛いのを我慢すれば良いという問題ではない
また
彼のように譲渡を前提とするワンちゃんの場合…
ずっとの飼い主さんのお姿が見えない中でのトレーニングにも、それなりの難しさがあります。
お預かり中の約2年間、「この子の飼い主になりたい!」と手を挙げてくださる方が全くいらっしゃらなかったわけではありません。
保護主さんに無理を言い、繋がったかもしれないご縁を私のわがままで切ってしまったこともあったと思います。
#その節は本当にスミマセン
「どんな条件の飼い主さんならOKなのか?」
そのように聞かれたこともありますが、
私の立場でお答えするとしたら
「一緒に居て幸せな空間や未来が想像できるかどうか」
というところでしょうか😊
ずっとの家族ですから…
結婚相手を選ぶのと同じかもしれないですね。
仮卒業、がんばれよ🍀
寂しくないぞ!泣いてなんかいないからな!!
キミの親友・柴兄貴より🐕
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