不用意な動きをするな!
自分の些細な動きが、犬にどう影響するかをよく考えて行動しろ!
犬について勉強し始めた頃、よく言われていた言葉。
「犬目線に立て!」という事を教えていただいたと解釈しています。
今でもワンちゃんとかかわる際には、私が最も肝に銘じていることの一つです。
犬は家族の一員。
そのように言われるようになり、素敵なことだなぁ!と思う反面…
人間とは異なる犬の本能の部分を忘れがちになり、人間の感覚で犬に対する行為の善し悪しを判断し行った結果、犬が可哀想なことになってしまうケースを、個人的にはとても悲しく思います。
命に関わることであれば、なおさら。
知らなかった、勘違いしていた…では済まないこともあります。
例えば、犬寺子屋でのフリータイム🐶
お外や室内で、多頭でフリーの状態で過ごす時間。
ワンちゃんにとっては楽しい時間であるとともに、喧嘩やトラブルが一番心配な時間でもあります。
多くの飼い主さんにとっては
ドッグランのご利用時
多頭飼いで同じ空間で過ごす
…という場面にあたるでしょうか😊
このような状況の中で
全員にではなく、1頭(または数頭)の犬にだけ
「咬む危険がある子だからといって口輪を装着する」
「リードで繋いで動きを制限する」
「かばうつもりで思わず抱き上げる」…等の行為。
他の訓練所やドッグスクールで行われていたのを見た。
トレーナーさんにアドバイスされた。
うちの子が心配でorよかれと思ってしていた。
時々耳にしますが、恐ろしすぎて身震いします。
「犬目線に立って」想像してみてください…
どれほど危険で可哀想な行為かを😔
一般の飼い主さんが知らなかったとおっしゃるならまだしも、プロがお勧めする事ではありません。
私自身も、その危険性や恐怖を、身をもって経験したことがあります。
このようなとき
万が一事故が起きたとしても、ワンちゃんは悪くない。
ただ、本能に従って行動しただけ。
小型犬でも中型犬でも大型犬でも、犬の本能が発動したときの行動は同じです。
本能からの行動は、トレーニングでもできることには限界があります。
「家族の一員」ならば、愛情とともに、犬という動物の習性を負の部分も含めて理解してあげてくださいね。
自分がとった行動は犬の目にはどのように映っているのか
なぜ危険な行為なのか
その場にいる全ての犬はどういう行動に出るのか
今まで大丈夫だったからこれからも大丈夫、という保証はありません。
犬に可哀想な思いをさせないために、どの子にも起こり得る可能性の問題として、「犬目線に立って」考えてみていただけると幸いです。
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