ハレの顔、ケの顔

「ハレの顔」と「ケの顔」🐶🍀

ハレ と ケ。
非日常 と 日常。

ご入学から約2ヶ月が過ぎ、ようやく少しずつ、
「ケ」＝ご自宅での「日常」の顔を見せてくれるようになってきた、ラブのお嬢さん。

初対面のカウンセリング時、ご入学当初は
「ハレ」＝非日常・他所行きの顔しか
ワンちゃんはまず見せてはくれません。

出張トレーニング等で週に数回程度会うくらいのお付き合い、お預かり後も1〜2ヶ月程度では、まだまだ。
どんなに懐っこい子であっても、見せてくれるのは、いつもの素顔のほんの数パーセント。

人の子どもだって、お家での顔と幼稚園や保育園、学校などお外での顔。全く同じという子は珍しいですよね。

ワンちゃんだって、どの子も同じ。ちゃーんと使い分けています😁

#ちなみに犬寺子屋は内弁慶な子でした

#学校の先生の評価はいつも「素直で優しい子」

#皆さんはどうですかw

元々フレンドリーで明るく、素直で賢い彼女。

7月初旬のご入学からこれまで、様々なことをクリアしてきました。

飼い主さんからは「吠える」とも聞いていたお嬢さん。

ですが、全くといってよいほど吠える声も聞かなかった最初の2ヶ月間。

大きな声が聞こえてくるようになったのも、ごく最近。

そろそろ彼女の素顔が見えてきたぞ…
そう感じていた矢先。

先日、ついに他犬にケンカを売ってしまったお嬢さん❤️

おっ！！ついに来たか！！
ケンカは売買してはいけませんよぉぉ🔥👹🔥

飼い主さんの深刻なお悩みの一つ。

ご自宅での日常の姿を見せてくれたからこそ
しっかりと学んでもらう機会を得ることができました😊

ご卒業への大きな第一歩です✨

「長くても2〜3ヶ月のお預かり期間で、なんとか改善してくれませんか？」

そのようなお問い合わせやご要望もよくいただきます。

しかし例えば、今回のお嬢さんを「では2ヶ月で！」とお約束し、ご自宅にお返ししていたら、いかがでしょうか。

吠える、他犬と喧嘩をする…という飼い主さんのお悩み。

「犬寺子屋でのお預かり中には全く見られませんでしたよ」ということでお返ししたものの、ご自宅に帰られた途端に再発し、「トレーニングに預けたのに何も解決しなかった…」となったことでしょう。

お悩みの解決や日常生活における定着ではなく、型を教えることだけが目標でしたら、2ヶ月間もいりません。初回カウンセリングのお時間1回で充分です。

飼い主さんの困り感をトレーナー側も自分の実感として心から理解し、上辺だけのトレーニングにしないためには、

ワンちゃんが、「ハレ」＝「他所行き」の顔から「ケ」＝「日常」の顔を見せてくれる状態になるまで待つこと

本格的なトレーニング開始の、必須条件です。

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