犬寺子屋 チーム小型犬3頭での、フセ+マテ。
おなじみの先輩ワンちゃんと、入学して間もないチワワさんの違い、伝わりますか?
今でこそ「笑顔で余裕〜」の先輩も、数ヶ月前は新入生チワワさんと同じでした。
卒業する頃には、君も先輩のように、たくましく堂々としたワンちゃんになっているはず。
犬寺子屋にご縁をいただき、ありがとうございます!!
オスワリ、フセなど型を教えるだけなら、オヤツなど使わなくてもワンちゃんはすぐに覚えます。
しかし、覚えたことを定着させ、日常生活の中で役に立つように習慣化させること。いざというときに愛犬を守るために、できるようにしておくこと。
そこを目標とするならば、圧倒的な時間と根気が必要です。
犬寺子屋に在学中のワンちゃんは、飼い主さんご自身でしっかりと型を教えてくださっている子もたくさんいます。
みんな、とても賢いんですよ。
では、なぜ犬寺子屋にて、長期間のトレーニングが必要となってしまったのか?
ちょっと考えてみてください。
この子も例外ではありません。
まだ1歳未満の子ですが、型はたくさん覚えています。
犬や人に対しても、普段はとても友好的。
なのに、日常生活において、飼い主さんをとーっても困らせているのです。
飼い主さんの困り感は、この子との初対面の際に、吠え方である程度想像できました。
「いつも初めは吠えるんですが、人を咬んだことはありません」
そうおっしゃった飼い主さんに、犬寺子屋はこのようにお返事させていただきました。
「いえ、今私がさわろうと手を出したら確実に咬みますよ」
おそらく、私のことを、自分を無条件に可愛がってくれる存在ではないことを察知したのでしょう。
ある意味、やはり「賢い」んだと思います。
賢い子ほど、人をよく見ています。
今後も、絶対に人を咬まない保証はありません。
*ご相談内容は、咬み癖ではありません。
型を教え「可愛い〜!賢い〜!」を求めるのか、「日常生活で困らないように」までを求めるのか。
言い換えると
「芸を教えたいのか、しつけをしたいのか」
私はトレーナーという職業に就く前から、「芸を教えることとしつけは根本的に違う」と考えています。
どちらが良い悪いではなく、いま自分がしていることが「芸を教える」なのか「しつけ」なのかを分けて考えることが大切だと思っています。
しつけは言うまでもなく大切。
一方で、愛犬とのコミュニケーションの一つとして芸を教えることも、犬と暮らす楽しみでもあります。
今、目の前の愛犬に求めていることはどちらなのか。
トレーニング開始にあたり、まずは飼い主さんご自身で、そのあたりを整理していただくことが大切かなと、日々感じます。
*犬寺子屋では、「しつけ」や飼い主さんのお悩みに関するご相談、トレーニングについて対応させていただいております。
*犬寺子屋では、ご入学時にブログ・SNS等への掲載を許可いただいたワンちゃんのみ、写真等の使用をさせていただいております。
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