先日、犬好きの友人と久しぶりに犬トークで盛り上がっていたとき。
あまりの衝撃に、目玉が落ちるんじゃないかというくらい目を見開いてしまった犬寺子屋です。
「私(友人)が見た訓練所では、犬同士遊ばせてはいるんだけど、口輪つけてたよ。で、口輪つけられてたの、ほぼ柴犬だったわ〜。」
今までにも、拾い食い防止、吠え咬み対策などでトレーナーから口輪の使用を提案されたというお話は至るところでお聞きしてきましたが…
決してそのようなお考えの訓練士さんやトレーナーさんを否定する訳ではありませんが…
実際、そのようにアドバイスされて、日常生活で愛犬に口輪をつけたいですか?
口輪って咬む犬がするものでしょ?
口輪つけるなんて可哀想…。
誰もしていないし、何だか抵抗が…。
そう思いませんか?
私なら、愛犬に口輪をつけてお散歩なんて、まずしたくないです。
普段から口輪が装着できるようにしておくことは大切だと、私も思います。
でも、使用する目的、場面はそこじゃない!!
口輪が大切なアイテムであるにもかかわらずイメージが悪いのは、そもそも使い方が間違っているからではないでしょうか。
(という素朴な疑問。。)
犬寺子屋が口輪のトレーニングを行うのは、いざ必要になったときにスムーズに装着できるように備えておくため。
トリミングサロン、獣医さんなど、いつもと違う環境で慣れないことをされれば、口輪が必要になることもあるかもしれません。
何事も同じですが、今までに経験があるのと全くないのとでは、ワンちゃんへの負担が全然違います。
看板犬の普段はマイルドな柴三郎でさえ、数ヶ月前に怪我をして縫ったときには、口輪がなければ私も獣医さんも確実に咬まれ、処置どころではなかったと思います。
トリマーさんや獣医さんが咬まれることのないように普段から備えてトレーニングしておくことも、大切なしつけの一つ。飼い主さんの務めです。
ただただ「口輪は可哀想!」と感情的になるのは、飼い主として無責任だと私は思います。
備えておいて、出番がなければそれに越したことはありませんよね(^^)
口輪は、愛犬や他者を思いやるために使用するもの。
犬寺子屋では、そのような想いから、口輪のトレーニングは全員クリアして卒業していただいております。
*しばらくお休みさせていただいておりました、ご入学前の面談。
そろそろ再開していきたいと思います🍀🍀
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