犬寺子屋の愛犬2頭。
リビングでは、ふかふかエリアの場所取り合戦が始まります。
勝つのは必ずボスのほう。
柴くんの陣地は前脚がかろうじて入るくらいしかありません。笑
その光景を見て、犬寺子屋の娘がいつも言う言葉。
「柴くんのほうが先にうちに来たし歳も上なのに〜。なんでいつも負けるのよぉ〜。」
私も2頭を迎えた当初は、先住犬のほうが立場が上なのだからという気持ちから、ゴハンを与える順番を意識したり、何かと柴くんを優先したりと必死でした。
多頭飼いをされている飼い主さんからのお問い合わせでも「先住犬を優先しているつもりなのですが、後から迎えた子のほうが強くて、可哀想で心配で…」とのご相談を、よくいただきます。
しかし、ワンちゃん同士の関わりを日々見ていて思うのは、「犬関係は犬同士に任せるのが自然だ」ということ。
先住犬のほうが立場が上だ!というのは、人の先入観であり、人目線での感覚ではないかと私は感じます。
本当のところは、犬に聞いてみないとわかりませんよね。
うちの2頭の場合は、激しい争いもなく、気がついたら何となくボスのほうが優位にたっていましたが、柴くんもその事をそんなに気にしていません。
お互い程よい距離を保ちながら、穏やかな日常を送っています。
犬関係は犬同士で、お互いに折り合いをつけながら築くもの。
自然と落ち着いてくれれば、それが一番です。
とはいえ、片方のワンちゃんが過剰にストレスを感じたり、一方的にいじめたりするような時などには、人が介入するほうが良い場合もあります。
飼い主さんご自身で判断が難しく、不安になられたときには、何でもお気軽にご相談くださいね。
トレーニング開始の有無にかかわらず、犬寺子屋では初回の面談は無料とさせていただいております(^^)