「新入りワンコは洗礼を受ける」
犬寺子屋では恒例の儀式(?笑)です。
犬同士が「初めまして!」のご挨拶をするという、ただそれだけの事なのですが、今までにそういう経験が少なかった子にとっては、入学して初めて訪れる試練のように感じます。
寄ってくる犬みんなに威嚇する子。
逃げ場を求めて私の背後や隅っこに隠れる子。
助けて〜!と私に抱っこを求めてくる子。
自分がピンチに陥ったと感じたときに見せる様子は、ワンちゃんにより様々です。
皆さんなら、そんな我が子にどのように対応しますか?
犬寺子屋では、可哀想だからと他の犬との接触を避けたり、抱っこしてヨシヨシ怖かったね〜なんて事はいたしません。
「過保護にせず、見守る」が基本です。
事故を防ぐために、大きさや相性に配慮したり、危険なときには人が介入したりすることは必要です。
しかし、ピンチに陥ったときこそ、学習できるチャンス!!
過保護にしていては、わがままな振る舞いや依存する習慣が身についてしまうだけで、自ら考える力も強い心も育ちません。
ほんの少しの「見守る勇気」。
犬を育てるときでも、人を育てるときでも、大切な要素ではないでしょうか。
写真の、犬寺子屋リニューアルオープン予定地にて見つけたつくしのように。
どの子にも強くたくましく立派に成長してもらい、大好きな飼い主さんと幸せに生き抜いていただくことが、犬寺子屋の願いです(^^)