ワンちゃんの事しか頭になくなると、いろんなところでボケをかましてしまいます犬寺子屋です。
先日は、娘の習い事の練習場所を間違えるという大ボケを…手帳にも大きく書いているのに、なぜ間違えるかなぁ〜私!!(T_T)
さて。
題名の「敵を知り己を知れば百戦殆からず」。
中国・春秋時代の兵法書「孫子」で有名な言葉です。
戦いに勝つためには、敵のことをよく知り、自分自身の実力をわきまえて戦略を立てることが大切だという意味だと記憶しています。
ワンちゃんとは敵でも戦うわけでもありませんが…笑
犬のトレーニングも同じで、まずは相手を知ることから始まります。
一頭一頭、個性も違えば課題も目指すゴールも違います。
効果的にトレーニングを進めていくためには、目の前のワンちゃんの現状を正しく理解したうえで、トレーニングの内容や順番、タイミング等を考えることが大切です。
その子のもつ良い面だけでなく、素の部分を全て見せてくれなければ、現状を正しく把握できないため、飼い主さんの困り感と私の認識との間にズレが生じてしまいます。
ですので、ワンちゃんがよそ行きの顔を捨て、悪い顔も全て見せてくれるまでは、特にしっかりと時間をかけたいところなのです。
同時に、トレーナーとして自分が関われる範囲や得意分野などを把握しておくことは必須です。
相手を知り、己を知ったうえで。
トレーニングは何となくするものではなく、戦略を立てある程度見通しをもって行うべきものだと考えます。
ワンちゃんと飼い主さんに余計な負担をかけないために…