昨日の投稿での〇〇に当てはまる言葉を真剣に考えてくださった方々が思いの外多く、驚きつつも大変有り難く思っている犬寺子屋でございます。
中には公式LINEから個別にご質問くださった方も!!
ありがとうございました!!!!
正解は、題名の通りです(^^)
当たり前すぎてガッカリされた方、申し訳ありません。
しかし、意外と見落とされがちな視点だと感じています。
問題行動改善、一般的な服従訓練にかかわらず、全てのトレーニングにおいて「人」を意識させることは不可欠です。
あらゆるトレーニングのベース、基礎になる部分です。
犬に人を意識する習慣がなければ、たとえできるようになっても、心の交流の無い、形や芸を教えるだけの機械的なトレーニングになってしまいます。
犬の意識を人に向ける手段として、オヤツやオモチャ等のモノがよく使われています。
が、初めからトレーニングにモノを使ってしまうと、オヤツやオモチャが大好きな子は人よりそちらに意識がいってしまい逆効果。
モノに興味がない子には、大好きなモノ探しから始めなければならないという無駄な時間を過ごさせてしまいます。
咬む子には、危険なため当然モノは使えません。
犬と人の間にモノがあることのメリットを感じないため、私は基本的にはオヤツやオモチャはトレーニングには使いません。
犬に人を意識させたいなら、人が犬にとって魅力的な存在になる事が、シンプルに一番の近道です!笑
トレーニング以外の時間に、楽しみやコミュニケーションの一つとしてモノを使うことはありますよ♪ 美味しそうに食べている姿やオモチャに熱中している姿、可愛いですよね(*^^*)
そのような時間は、私にとっても幸せなひと時です。
犬寺子屋では、入学初日から、人を意識させるためのしかけを日常生活に組み込み、トレーニングしていきます。
人を意識させることを、教えるのを通り越して「日常にする」ことが、卒業しお家に帰ってからの安定に繋がります。