おもちゃをボスに取られたと目で訴えてくる柴くん…下剋上を企む気は無いようです。笑
犬寺子屋の看板犬は、若い頃はどちらもお散歩の時に困る事が多い子でした。
柴くんは、ゼーハー言いながらどんどん前に強く引っ張って歩くという…よくあるパターンですね。
元野犬のボスは、車や人に対する恐怖心からの突発的な動きによる強い引っ張り…当時は常に気を張ってお散歩をしていました。
では、これを改善するには、お散歩の練習をたくさんすればよいのか?
答えはNOです。
また、現在お預かりの2頭の子たちは、とても食いしん坊。
ゴハンのときに興奮し催促をするようになってきてからは、座ったり伏せたりしてお行儀よく待つ習慣をつけてきました。
では、これを改善するために、私は今まで「〇秒待てたらヨシ!」というトレーニングを毎日毎日してきたのか?
答えはNOです。
これらはほんの一例ですが、
散歩が苦手→とにかく散歩の練習をする
待てない→〇秒待てればOK!
という、狭い視野でのトレーニングでは、無駄な時間がかかるうえに効果はあまり期待できないなぁというのが、私の率直な感想です。
ほとんどのトレーニングの基本にあるのは、日々「〇〇を意識させる」ことの積み重ね。
問題行動改善に限らず、犬に何かを教えるときには、まず第一に「〇〇を意識させること」が基本です。
(トイレトレーニングなど生理現象的なものは例外ですが)
さて、〇〇に入る言葉は一体何だと思いますか?(^^)