叱ること(罰)は最小限で!

「可愛くば 五つ教えて 三つ誉め 二つ叱って 良き”ワンコ”とせよ」

犬寺子屋では、誉めるだけ、叱るだけの偏ったしつけや訓練は行いません。

誉める叱るのバランス、タイミング、叱った後のフォローが大切だと考えています。

誉めて育てることは基本ですが、叱る事をせずひたすら誉めていれば良い子に育つというものではありません。

逆に、いつも厳しく叱っていれば良いというものでもありません。

どちらかに偏ったしつけは、何かが足りなかったりどこかに弊害が生じたりすると私は思います。

人の子ども教育も同じではないでしょうか。

〜今日のどアップ☆part 1〜

見習いの頃に「さっき犬を叱ったときに、1回だけ叱った回数が多かった」と指摘され、犬に心から申し訳ない気持ちになった事があります。

「ごめんなさい」と言っている犬に、さらに叱ってしまったという状況です。

当時の私には、犬の気持ちを汲み取る余裕がなかったんですね…。

その、余計な「1回」の重みは今でも忘れられません。

〜今日のどアップ☆part 2 〜

犬を厳しく叱ることは、私の仕事であり、犬や飼い主さんの今後の幸せのためとはいえ、正直心苦しいものです。

しかし、叱ることを中途半端に躊躇してしまうと、犬はそれを見抜き余計に関係が悪化してしまいます。

ですので…

叱るときには最小限で、叱った後のフォローは必ずすること。犬に無意味な罰を与えないこと。

犬を叱らなければならないときには、常に慎重に、この事を心がけています。

犬を叱るのが苦手…という飼い主さんにも、フォローはしっかりとさせていただきます。気になる事がありましたら、何でもお気軽にお問い合わせくださいね(^^)