「犬を初めて飼う場合、どれくらいの困り感が生じたときにトレーナーを頼るほうが良いのかを知りたい。」
以前、イベントにて、このようなご質問をいただきました。
私としては、特に問題がなくても、後々のことを考えると、生後4〜6ヶ月のいわゆる本格的なトレーニング開始の適齢期には、初めていただきたいというのが本音です。
吸収の早い子犬の時期に良い経験をたくさんさせ、悪い芽が出ないようできる限りの「予防」をしておくほうが、結果的に飼い主さんもワンちゃんも負担が最小限で済みます。
場合によっては、楽しくトレーニング!も可能でしょう。
しかし、そのように考え若いうちに愛犬を託してくださる意識の高い飼い主様は、まだまだ少ないのが現状です。
その点をふまえ、冒頭のご質問に答えるならば…
適齢期を含め、成長とともに現れる良くない兆候として一つの目安になるのが、
「以前はできていたことができなくなった」
ということ。
首輪の付け外し、お散歩、飼い主さんの指示に従うこと、触ること…等々。
(人に歯を当てることはそれ以前の問題です!)
どんなに小さな事でも、心当たりがあるようでしたら、信頼できるプロにご相談されることをお勧めします。
もう少し成長すれば、落ち着くかも…
飼い主さんがそのようなお気持ちで過ごされている間に、犬はどんどんワガママになり、悪い経験を積み重ねていきます。
犬のしつけは「先手必勝!」です(^^)