今日は、孫の2歳の誕生日でした。
生後3ヶ月で心肺停止となり、その後はずっと呼吸器の力を借りての入院生活。
辛い気持ちが無いと言えば嘘になりますが、生きていてくれるだけで嬉しいものです。
彼のおかげで、同じような立場にあるご家族のお気持ちを本当の意味で理解する事ができたように思います。
教員時代には特別支援学級の担任もさせていただき、その時には保護者の方の気持ちに精一杯寄り添ってきたつもりでしたが、当事者にならなければわからない事もありますね。
病院のスタッフの皆様の優しさにも、面会の度に感謝の気持ちでいっぱいになります。
同時に、今日は、幼い子犬の命を友人とお見送りした日となりました。
思いの外、軽くて、小さくて…。
きっと、もっともっと生きたかったことでしょう。
どんなに辛くても「今」を懸命に生きる動物や幼い子どもたちから教えられることは、本当にたくさんあります。
生きてるだけで…
生きてさえいてくれれば…
21年前に殺処分というかたちで最期を迎えさせてしまった愛犬を想いながら、「命」に思いを馳せた一日でした。