気がついたら11月がとっくに過ぎていてビックリ!!
今日は、ワンちゃんが快適に遊べるように、衛生面も考えて、お外の土を新しくふかふかにしましたよ〜。なかなかの重労働でした!笑
さて、毎度おなじみの、黒いワンちゃん。
この子も、犬寺子屋プレオープンの時期に、人馴れが難しいということでお預かりしたワンちゃんでした。
初めて会ったのは、生後3〜4ヶ月の頃でした。
お預かり前から人の手からオヤツは食べるし、咬むわけでもなかったそうです。
怖がりな面は見られましたが、犬寺子屋に来た初日から食欲も旺盛で、背中を撫でることも、首輪のつけ外しもできました。
ワンちゃん同士でも仲良く遊べていました。
ところが…
恐怖から極度のパニックに陥ると、犬が変わったように目が血走り、クルクル回り、飛び跳ね、大量のオシッコと脱糞。。。
特に、来客や病院など、初めての人や場所には我を忘れるくらいの極度のパニックぶりでした。
抱っこは拒否、リードをつけると噛みちぎる勢いで拒絶。
オヤツやゴハンは好きだけど、食欲より警戒心のほうが強く、騙されてはくれません。
さぁ困った…
「こんな犬は家庭犬として世の中に出すべきではない」
「わざわざこんな難しい犬に関わらなくても…」
このようなお言葉をいただいたこともありますが、それもごもっともな意見です。
人が嫌いな犬に、人間社会に適応させるよう訓練することが正しいことなのか?私も正直悩みます。
ただ「この子を生かしてほしい」と望んでいる方がいる以上、諦めることはしたくありません。
きっと何か方法はあるはず!と信じて関わること7ヶ月。
「3歩歩いて2歩下がる」の繰り返しで、ひたすら「忍」の日々。
一見小さな変化ですが、大きな成長が見られる機会がたくさん増えてきました!
私がこの子とのかかわりの中で大切にしてきたことは、主に2点。人の子育てにも共通することかなと思います。
もちろん、ワンちゃんの頑張りが一番ですが!U^ェ^U
皆さんがトレーナーなら、どのようにして、このような子を家庭犬として合格のレベルに引き上げてあげますか?
それとも、諦めて「殺処分」という選択を飼い主さんに勧めますか?
ぜひ、トレーナーになった気分で、ちょっと想像してみてください(^^)