システムエラーという考え方

香川県の学校給食では、豆を使った献立が多いです。(高松市だけ?他県も?)

犬寺子屋のイラスト・デザイン担当の長女は、子供の頃、豆が食べられませんでした。

豆が苦手で、学校を休むくらいでした。

ただこれは、豆のせいじゃなくて、その学級のシステムに問題がありました。

豆は悪くないですよ。笑

その学級のシステムは、

配られたものは班の中で増減し合って完食しなさい。

というものでした。

中学校です。

このシステム、実は先生は楽なのです。子ども同士に任せておけば、自分は給食指導をしなくていいのですから。

でも、娘は豆が出る度にクラスメイトに交渉しないといけません。

プリンあげるから豆食べて…といった感じで。

やんちゃな男子と同じ班になると、豆の代わりにあれもこれもちょうだいとなって、白ごはんだけの日もあったそうです。

たぶんそれに疲れたのでしょう。

娘は学校に行かなくなりました。

中学校の先生に話しても、豆くらいで…と、ポカンとされました。

苦手なものは初めは減らしていいよ。少しずつ食べられるように頑張ろうね。

というシステムであれば、娘が不登校になることもなかったのかなと思います。

高校にも無事進学し、二児の母となった娘。今では豆も平気です。笑

何を子どもに教えるためにこのシステムを採用するのか。

給食指導ひとつにしても、きちんとその事が説明できなければなりません。

今のやり方で弊害が出ているなら、システムを改善することを真っ先に検討しなければなりません。

早くできるようにさせたい!と結果を求めすぎると、子どもによっては心が潰れてしまう子もいます。

親子で辛かった経験ですが、飼い主さんとワンちゃんに置き換えてみてください。

あるトレーナーさんのやり方で効果が無かった、もしくは悪化したというとき。

そのトレーナーさんのされているやり方=システムが、そのワンちゃんに合っていないのでは?という視点で見てみてください。

トレーナーさん(人)ではなく、システム(方法)がエラーなのだと。

すると、今までうまくいかなかった理由が見えてくるかと思います。

犬、家族、仕事…様々な経験を経て、人を責めるよりシステムの見直しが大切だと考えるようになりました。私も少しは成長したかな。笑

うちの長女のような「普通とは程遠い、イレギュラーな先生泣かせの子」を、犬寺子屋はお待ちしております(^^)